2010年01月16日
ATX 電源ボックスの修理
去年の11月頃ですが、某メーカーの電源が半年ほど使用で壊れました。
壊れたといっても、12Vあるはずの線が10Vしかないという症状。他の線は問題なさそうといった症状でした。
もちろん保証は付いてるんですが、送料は負担ということで修理に出すことはあきらめ。
もともと5千円程の電源なので、新品を買ってきて交換しておいた。
最近少し時間が出来たので、この電源を修理してみようとまずはGoogle。
ほとんどの有志はコンデンサが原因といっています。
まずはケースを開けてそのコンデンサを目視チェックしてみる。
まったく異常なさそう。
全て交換する根性はないので、コンデンサが原因ではないと決め付ける。
さらにGoogleしてみると、こちらのサイト誰も待っていない電源ネタ⑤「TL494の異常発振」
を発見。
TL494というICの異常で電圧に乱れが出るというお話・・だと思う。
壊れた電源を覗いてみると、TL494LというICが使われてます。
壊れた電源はほかにも3つ在庫あり。こちらはもう廃棄しかありえない状況の電源。部品取りに使えないかとこれらを覗いてみると、同じTL494Lを発見。
この交換だけならばやってみる価値ありと判断。
そこで、まず直したい電源からICを取り外そうと、基盤のねじを外しひっくり返す。
あっ・・
何か飛び出しているのを発見。
この線を追ってみると115Vと230Vの切り替えスイッチに行ってます。
・・・・・
とにかくこれを半田で修復。
念のため、一度ここで繋いで確認してみる。
直った。
おつかれー。
通算2時間の作業。時給2,500円。まー、ありだね。
2008年07月06日
自宅サーバー 冷却装置の作成 その4
サーバー冷却の稼動状況を確認するために、こんなページをを作りました。
mrtg
fan1: 8881 RPM (min = 3000 RPM, div = 2)
fan2: 8544 RPM (min = 3000 RPM, div = 2)
temp: +39.0ーC (limit = +60ーC, hysteresis = +50ーC)

ファンの回転数とCPU温度はsensorsの返りを整形して、下のスーパー冷却装置の画像はUSBカメラとffmpegの組み合わせで取得しました。
これで何処にいても携帯から確認が取れて、更に冷却装置の遠隔操作も自由自在です。
海外にいてもOKです。(パケ代が高そうですが・・)
いずれは温度で電源を自動で操作しようと思ってますが、夏の間だけなのでしばらくは様子を見てみます。
(冷える場所がサーバー近辺だけなので、エアコンの温度センサーは室温で認識してまってます。エアコンの設定温度を30度にしてても、運転しっぱなしです。きをつけナイト)
2008年07月03日
自宅サーバー 冷却装置の作成 その3
ひとまず完成。
どうですか、この手作り感満載のシステムは!
かかった費用は約6000円ほどです。
全貌はコチラ
素人丸出しですね。でもね、でもいいんです。
実用的な電子工作で、初めてきちんと動いてくれてるんですヨ。
十分満足です。
2008年06月30日
自宅サーバー 冷却装置の作成 その2
前回の続きです。サーバー冷却装置の作成1
早速サーバーにつないで、動作確認を行います。
(パラレルポートを使ってます。ない人はそれなりのポートをそれなりに活用してね)
パラレルポートの場合、2番~9番までが出力で利用できます。(他にも使えるピンもありますが、設定が必要だったりします。)
こんな感じです。
(あなたのサーバーがご臨終された場合、丁寧に葬ってあげてください。私は責任を取りません。電子工作はズブの素人です。)
プログラムはこんな感じでテストできます。(CentOS5です。OSの種類・バージョンによって、ヘッダファイルが違う場合があるので注意!)
#include
#include
#define OUT_PORT 0x378
int main(void){
int i;
ioperm(OUT_PORT, 8, 1);
for(i = 0; i < 5; i++){
outb(0xff, OUT_PORT);
sleep(1);
outb(0x00, OUT_PORT);
sleep(1);
}
return 0;
}
1秒間隔で5回動かします。
LEDもつけたので、パラレルポートの動きと、アクチュエーター(サーボ)の動きが良く分かるようにしました。
ここまでくれば、どのような冷却装置になるのか想像出来たでしょうか。
次回、冷却装置に取り付けてみます。
2008年06月29日
自宅サーバー 冷却装置の作成
自宅サーバーの構築
自宅でサーバーを運用している人達にとって嫌な季節が近づいてきました。
CPU温度はぐんぐん上がるし、夜なべをしてると蚊に刺されるし・・・。サーバーが熱でダウンした日には目も当てられません。
せめて温度の心配くらいは開放させてもらいましょう。
条件1 あまり高価なものは購入しない。
(センターに預けてしまったほうが安いよね!なんて事になってしまっては意味がありません。)
条件2 取り返しの付かない改造はしたくない。
(安く済ませたいがゆえに、既にあるものの活用が必須になってきますが、いじっても穴を開ける程度で終わりにしたい。)
条件3 今年の夏までに間に合わせたい。
条件4 当然ですが、人がいなくても自動、または遠隔で何とかなる。
で、色々と考えたんですが、
PICアクチュエーターキットとサーボを秋月電子で購入しました。(DC12Vの電源も必要ですが、古いルーターやゲームのがごろごろしてたので、それを使いました。)
届いた内容。
組み立て済みのがくると思ってましたが、部品がばらばらで来ました。(この分野ではコレガ標準らしいです。)
20年も前ですが、こんなことをやっていた事もあって、半田ごてやニッパくらいは自宅にあったので大丈夫でしたが、購入する人は気をつけてくださいね。
で、説明書どうりに部品さしこんで、半田付けしていきます。
差し込んだら足をちょっと開いて抜け落ちないようにすると、作業がしやすいです。
全部できたら、余分な長い足をきります。
で、サーボを取り付けて完成です。
久しぶりの作業だったので疲れましたが、時間は1時間くらいで終わりました。
じつは、組み立てが終わってから、動くようになるまでに時間がかかりました。
電源をつないで、テストスイッチを押してもサーボが動かないんです。
へたくそな半田で、抵抗やらコンデンサやらが壊れちゃったのかと思いましたが、けっきょくはサーボのコネクタの向きが違っているだけでした。
線の色と基盤の文字をちゃんと見れば分かったのに・・・
(組み立てと同じ位の時間を費やしちゃいました。)
動画の左上にはトランジスタがぶら下がってますが、条件4の自動、または遠隔でパソコンから操作するためのものです。
この基本的な考え方も説明書に丁寧にかいてありました。
知ってる人は簡単な事なんでしょうが、素人の私には大変ありがたいおまけでした。
パソコンのプリンタポートを使うので、このトランジスタに別で用意した電源から電気を流してみたところ無事にサーボが動きました。
ここまできたら後はパソコン側の話になります。
私の畑ですので、こっからは早いですよー。
つづく・・・・・