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スタブ
スタブとは
あるプログラムが他のプログラムを呼び出す際に仲介となるプログラム。スタブの仲介を受けることで、プロセス間通信やクライアント・サーバ間でのオブジェクト呼び出しなどを、通常の手続き呼び出しと同様に扱うことができるようになる。
アプリケーションがOSの機能であるシステムコールなどを利用する場合、直接目的のシステムコールを呼び出すのではなく、スタブを呼び出してシステムコールの呼び出しはスタブに任せることが多い。
また、分散環境のプログラムがサーバ上のオブジェクトを呼び出す場合に仲介するプログラムも、同じくスタブと呼ばれる。こちらはC言語やC++、Javaなどの環境で利用でき、プログラム本体から独立してインターフェースが提供されることで、プログラム自体では通信を意識しなくともサーバ上のオブジェクトが呼び出せるようになっている。