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LVSの活用

Linuxでバランサ LVSの活用


LVS(Linux Virtual Server)による負荷分散がカーネル2.6から標準でモジュールとしてついてくるようになったようです。
今まではRedHat9(カーネル2.4)を使っていましたが、カーネルのコンパイルが必要だったので作成に時間がかかっていたけど、今後は必要ないらしい(^^。
そこで、2.6を使っているFedoraで作成してみました。

まずはFedoraのダウンロードから
http://www.redhat.com/fedora/からISOイメージをダウンロード。
ひたすらインストール
lsmodでロードされてるモジュールを確認してみると、
ip_vsがあった。ついでに
modprobe ip_nat_ftp
modprobe ip_vs_ftp
でモジュールをロードしてみると全部ロードできた。これで今までどうりのバランサが作れそうです。非常に簡単になりました(^^。
次にルールを作るのにipvsadmというプログラム(コマンド)でルールを作成していたので、確認してみるとやっぱり入っていませんでした。
なのでhttp://www.linuxvirtualserver.org/からipvsadm-1.24.tar.gzをダウンロード。
gtarで解凍展開ご、makeをする。と ip_v4.hがないですエラーが出てしまうのでカーネルのソースを取得する。http://www.kernel.org/からダウンロード。
include/net/を/usr/include/net/にコピー(無いものだけにしときました)
make ; make installで完了。

早速ためしてみます。
echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward
iptables -t nat -A POSTROUTING -s 192.168.1.0/24 -j MASQUERADE

ipvsadm -A -t AAA.BBB.CCC.DDD:80
ipvsadm -a -t AAA.BBB.CCC.DDD:80 -r 192.168.1.15:80 -m -w 1
でルールの追加

確認してみる
ipvsadm -L -n
IP Virtual Server version 1.2.0(size=4096)
Prot LocalAddress:Port Scheduler Flags
-> RemoteAddress:Port Forward Weight ActiveConn InActConn
TCP AAA.BBB.CCC.DDD:ftp wlc
 -> 192.168.1.60:ftp Masq 1 0 0
TCP AAA.BBB.CCC.DDD:80 rr
 -> 192.168.1.53:webcache Masq 1 26 139
 -> 192.168.1.52:webcache Masq 1 14 145
 -> 192.168.1.51:webcache Masq 1 13 146
 -> 192.168.1.50:webcache Masq 1 16 145

こんな感じでよさそうです。

で、どのくらい使えるのかと言うとかなり使えます。商用では高価?(1ポートあたり30万円などですから、8ポートあると本体価格で320万円・上を見出すときりがない・・)なものがいくつかありますが、それらと比べてもたいして見劣りしません。もっとも商用のものは上記の機能以外にも色々な機能がついてますが・・


 

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